7月2019

弔EXPO’19 参加作品「高野聖と夜長姫」2019/7/26~7/28

ニュース 過去公演

 

「弔EXPO’19」参加作品
高野聖と夜長姫

原作:泉鏡花『高野聖』/坂口安吾『夜長姫と耳男』
翻案・脚本・演出:キャンディ江口

【チケットご予約は「予約フォーム」より】

【あらすじ】
高野 聖(たかの さとし)は、誠実で勤勉な男だ。
県の福祉局で働き、身重の妻のため家事に精を出し、高齢の両親のために温泉旅行をプレゼントする。
繰り返される日々。
緩慢に、しかしあっという間に流れていく日々。
ある日、妻が弁当にハンバーグを入れてくれた。好物のハンバーグ。
火が通りすぎ、冷えて固くなったハンバーグ。
その夜、同僚に誘われた高野は、珍しく飲んで帰ることに。
鬱蒼と茂る草木のごとく立ち並ぶビルを抜け、ネズミたちが蠢く路地裏の先にたどり着いたのは、怪しいネオンに彩られた一軒のバー。
そこで高野が出会ったのは、夜長姫と名乗る美しい女だった。
奔放で明るく淫靡に笑う夜長姫を見て、高野は胸にこみあげてくる何かを感じる。
夜長姫は、ワインを飲みながらひき肉をこね、肉汁あふれるハンバーグを焼いてくれる。
そして、階上を指しながら尋ねるのだ。
「私の寝所に行かないか」と。

※ ※ ※

キャンディプロジェクトのお送りする「近代文学シリーズ第五弾」は、幻想小説の最高峰・泉鏡花『高野聖』と、昔話調の異色作・坂口安吾『夜長姫と耳男』のクロスオーバー。
古今東西、恋愛というのは演劇や文学の主要テーマであるが、それは僕たちが生きていく上で最も心揺さぶられるものであるからだ。
男と女はどうしようもなく求めあうのに、その間にはとてつもなく高い壁が横たわっている。
僕たちはその壁を越えられるのか、いや、越えるべきなのだろうか。

【出演】
新井絢子
キャンディ江口
河田拓真
小松三久
フー

矢野聖(演劇集団キャラメルボックス)

【会場】
南千住gekidanU野外劇場(荒川区南千住5-25-6)
※写真付きの道案内は「こちら」。

【日程】
2019年7月
26日(金)19:00~
27日(土)19:00~
28日(日)19:00~

※開場は開演の30分前となります。
※gekidanUが主催する野外演劇フェス「弔EXPO’19」の参加演目です。
全回20時15分より
gekidanU『イントロダクション』
が上演されます。キャンディプロジェクトのみのご観劇も可能ですが、
1日ご購入により2団体続けてご観劇いただけます。
公演内容等詳細は「こちら」をご参照ください。

【チケット】
(当日/予約共に)
1日通し券 3,000円
1団体のみ観劇券 2,000円
特典付きフリーパス 8,000円
(全日程回数制限なく公演ご観劇可能・枚数限定/公演オリジナルTシャツ特典付き)

【ご予約】
キャンディプロジェクト扱いチケットは「こちら」より入力フォームにお進みください。

【その他】
●雨天決行。公共交通機関に影響の出る荒天の場合は、各SNS・HP及びメールにてご連絡させていただきます。
●当日は会場にてドリンクを販売いたします。

公演に際してご質問等あればお気軽にgekidanU0211@gmail.comにご連絡ください。

【弔EXPO’19とは】
結成以来gekidanUが公演を重ねてきた下町南千住の野外劇場を中心に行う真夏の演劇の祭典。
昨年2018年には過去最大の4団体での開催、かつ野外/屋内の2会場開催も行い、のべ411名の来場を記録した。
5年目となる2019年も新たな参加団体を迎え、2週間にわたり開催。

特設HPはこちら