公演中止の経緯と現状 2022年7月5日現在

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(新型コロナウイルス陽性者判明から、公演中止に至る経緯と現状について時系列に沿ってご報告します)

6/30(木)21:00頃
夜公演の終演後、出演者の一人が体調を崩しました。汗がひき、頭痛がして、体に熱がこもるという症状から、熱中症をまずは疑いました。連日の猛暑で、待機場所がかなり暑くなっていたこともありました。
水分補給や、体を冷やすという対応を取りました。

 

6/30(木)21:30頃
体調が回復しないため、夜間診療可能な病院に電話をし、診察可能か問い合わせました。この際、検温すると39度を超える高熱となっていました。病院側が受け入れ可能であったので、22:00頃に劇場を出て、向かいました。

 

6/30(木)22:20頃
病院で処置と共に、PCR検査が行われました。

 

6/30(木)23:10頃
PCR検査の結果、陽性であることが判明しました。
翌日の公演2ステージについて、中止することを決定し、お客様へのメール送信、座組へのアナウンスを順次行いました。
座組の皆さんに7/1に即日結果の分かるPCR検査を受けていただき、その結果をもとに7/2以降の公演可否を判断することとしました。

 

7/1(金)00:00~
新型コロナウイルス陽性者の判明と公演中止に関するアナウンス、6/30に観劇されたお客様へのご連絡、関係者がPCR検査を受けるフローの確認などを続けました。
なお、陽性となった方と同じステージに立っていた共演者については、保健所の指示を仰いでから動くべきだと判断し、いったん自宅待機とすることに切り替えました。

 

7/1(金)9:00頃
劇場のある豊島区保健所に第一報を入れました。事態を説明し、指示を仰ぎました。
保健所の見解は、以下のようなものでした。
・保健所では、現在、陽性者のご家族以外の濃厚接触者の追跡は行っていない。現時点では、劇場等への立ち入りは行わない。
・現時点で、濃厚接触者であるかの判断は、厚労省からの基準に照らして自主的に判断してほしい。濃厚接触者だと思われる方は自主的に隔離していただけるとありがたい。
・関係者の方に検査をうけていただき、もし陽性者が広がっているようだったら、再度保健所に連絡。検査は抗原検査でよい。
・状況的に、お客様は濃厚接触者にあたらないとの判断。

(厚労省の濃厚接触者の定義)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202109_00005.html

以上から、陽性となった方の共演者で、濃厚接触者と判断できる方が複数人いるため、ダブルキャストの1チームについては、この時点で全ステージ中止を決定しました。
中止について、お客様へのご連絡・対外的なアナウンスを順次行いました。

 

7/1(金)9:50頃
劇場に電話で状況を説明しました。
劇場側からは「PCR検査」で「陰性」となった方のみ、再入場できるという指示をいただきました。

また、自宅待機していただいていた共演者の皆さんには、「抗原検査キット」による検査をお願いしました。こちらのチームの全ステージ中止は決まりましたが、保健所の指導に基づき、座組で感染が広がっていないか確認するためです。

 

7/1(金)午前中
陽性者とは逆チームの出演者の方、スタッフは、即日結果の出るPCR検査を受けました。

主宰・舞台監督・制作により、全員が陰性であった場合の、ステージ再開に向けた劇場の消毒手順などを確認しました。
(劇場側も館内の消毒をしてくださいました)

 

7/1(金)20時頃
出演者・スタッフあわせて3名から、PCR検査が陽性だとの連絡が来ました。
全公演の中止を決定し、お客様への中止のご案内、29・30日のステージをご観劇いただいたお客様へのご報告メールを順次発送しました。
(なお、チケット販売プラットフォーム・カルテットオンラインのサーバーダウン、そしてKDDIの通信障害が重なり、メールの到着が遅れたお客様がおられました。劇団TwitterやHPで、随時アナウンスを行いました)

 

7/2(土)
PCR検査で陰性が確認された者で、劇場の消毒、バラシを開始しました。

また、抗原検査を受けた方は全員が陰性でしたが、劇場に私物を引き取りに来たいなどのご希望から、多くの方がPCR検査も受けました(劇場へはPCR検査で陰性となった方のみが入館できるため)。

この後、抗原検査で陰性だった方から、複数人、発熱したとのご報告を受けました。
自治体の、発熱外来窓口やコロナ相談窓口にご連絡いただくよう、お願いしました。

 

7/3(日)
PCR検査で陰性だった者、また外注スタッフにより、引き続きバラシを行いました。

遅れてPCR検査を受けられた方から、陽性だとの結果が複数件寄せられました。

この時点で、出演者・スタッフを含めて8名の陽性が確認されました。
(陽性となった方は、6/30の退館以降、劇場には入っていません。また濃厚接触者と思われる方は自主隔離をお願いしました)

 

7/4(月)午前中
豊島区保健所に、陽性者が増えた旨をお伝えし、指示を仰ぎました。
保健所の見解は、以下のようなものでした。
・公演がすでに中止されていること、お客様に対して「体調に異変があった場合はご連絡いただく」ようメールをお送りしていることから、現時点ではこれ以上、感染は広がらないだろうということで、推移を見守り、状況に変化があれば連絡してほしい。

 

7/4(月)22時現在
KDDIの通信障害により、PCR検査の通知が遅れていた方などから結果が届き、最終的には出演者・スタッフあわせて10名の陽性が確認されました。

 

(劇場内でとっていた感染症対策)
・ゲネ・本番以外は、場当たりなども含めてマスク着用で行いました。
・入館・退館時の検温、手指の消毒、ドアノブなどの定期的な消毒、常時換気などを行っていました。
・ケータリングは行わず、間隔をあけての食事をお願いしていました。
・ステージ前に、舞台面、客席、ロビー、トイレなどの消毒を行いました。

 

(現状について)
この度、座組内でクラスターを発生させてしまい、団体としてその責任を重く受け止めています。大変申し訳ございません。
連日の猛暑により、待機スペースが暑くなり、皆さんのお身体に負担をかけてしまったこと、小道具や衣装の受け渡しの際に、消毒が不十分であったことなど、対応が不十分であった点があると考えています。
まずは、陽性となった方のご回復を待ちつつ、必要な情報開示を行ってまいります。

ご質問などありましたら、メールにてお問い合わせください。
ご観劇されたお客様で、体調に異変のあった方もご連絡いただきますようお願いいたします。
hoi.candyproject@gmail.com

なお、個⼈のプライバシーにかかわるお問合せに関しましてはお答え致しかねますので、ご理解ご了承いただきますようお願い致します。

 

キャンディプロジェクト

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