1月2024

【緊急クラウドファンディング】お花をグレードアップしたい!

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2024年2月に上演される舞台「星の王子とうたかたの日々」において、劇中で使われる「生花」をグレードアップするために、資金援助をお願いさせていただくことにしました。

クラウドファンディング特設サイトは「こちら

本作品は2022年に上演したもののコロナ禍の煽りを受けて途中で中止となってしまったものの再演になります。
中止の影響で大きな赤字が生まれましたが、必死の思いで体制を立て直し、今回再び世に送りだすために奮闘しています。
その経緯から潤沢な予算を確保できず、また世の物価高を受けて生花の値段も高騰しています。

この作品は「花」が大きなモチーフになっており、クライマックスシーンにはなるべく多くの花を使いたいと考えています。
苦闘の末の再演ですので何が何でも良い作品にしたいと思っており、そのために皆さんの力をお貸しいただきたく、今回クラウドファンディングをすることにしました。
初めての経験のため、不慣れな文章で申し訳ありません。

幸いなことに、お花の購入について、シアターグリーンと提携しているフローラ花よし様がご協力くださることになりました。
こちらで集まった資金はフローラ花よし様からのお花購入に充てられます。
(後日、お花代について会計報告させていただきます)

何卒ご支援の程、よろしくお願いいたします…!

【応援メッセージ!】「星の王子とうたかたの日々」

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「星の王子とうたかたの日々」の公演に対し、さまざまなジャンルの方から応援メッセージが届いています。

キャンディプロジェクトは「ブンガク×オンガク」をテーマに、近代文学を翻案し、エンターテイメンティックにそして文学的に舞台化することを目指しています。

舞台の世界はともすれば内向的に閉鎖的になってしまいがちですが、多くの人に向けて舞台の世界を届けたいという思いで活動しています。

今回は、「文学」「音楽」「映画」というジャンルを担う方からメッセージを頂戴しました。

舞台とそれぞれの界隈が連動することで、文化が深まり、それぞれのファンが交わる機会になればと期待しています。

 

公演概要はこちらから

 

【文学】界隈からのメッセージ

直木賞作家・今村翔吾さんからのメッセージは「こちら

 

【音楽】界隈からのメッセージ

ロックバンド 「ユアネス」・古閑翔平さんからのメッセージは「こちら

 

【映画】界隈からのメッセージ

映画監督・飛田一樹さんからのメッセージは「こちら

映画監督・飛田一樹さんからのメッセージ

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足し算ではなく、掛け算でもない。キャンディプロジェクトの公演は、とにかく刺激的だ。

「ブンガク×オンガク」を基軸に近代文学を翻案し、キャッチーな台詞回しとハイブローな選曲で“既視感がある”のに、まったく観たことの無い空間を演出する。幕が上がったら、衣裳や小道具、舞台装置やライティング、細部まで創り込まれた変態的な誠実さを感じてほしい。

そして、キャスト陣の弾けるような、蕩けるような、熱を感じる生き生きとした芝居を浴びてほしい。『星の王子と うたかたの日々』は、古典的で現代的な“アイ”の物語。美しい薔薇の香りに“毒”を感じる、極限のエンターテイメントである。

飛田一樹

 

※飛田さんは初演を観劇いただいていましたので、推薦文としてメッセージを頂戴しました。

 

(Profile)

深川栄洋監督や宮藤官九郎監督の作品に助監督としてかかわり、長年映像の現場で活躍する。
近年は民放ドラマなどで監督を務める。

近作:
テレビ朝日『恋する警護24時』演出
テレビ朝日『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』監督
テレビ朝日『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』監督
テレビ朝日『星降る夜に』監督補
など多数

古閑翔平(ユアネス)さんからのメッセージ

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「ブンガク×オンガク」をテーマに舞台として
表現活動をされている キャンディプロジェクト。
”音”や”歌詞”を媒材に 楽曲を制作し 届ける身として、この「ブンガク×オンガク」という言葉は
とても身近なテーマであると感じました。

私たちアーティストではMVのシナリオや、
歌詞、キャラクターの心情、メロディ。
舞台では 脚本やセリフ、表情や言動、
美術、空間、劇伴音楽など、作品のより深いところまで連れて行く力が共にあると感じています。

ご成功を心からお祈りしております。

古閑翔平(ユアネス)

 

(Profile)

福岡結成 4人組ロックバンド 「ユアネス」の
ギタリスト兼コンポーザーを務め
これまでユアネスで公開してきた ほぼ全ての楽曲の
MusicVideo ディレクションも担当し
クリエイティブな分野で多岐にわたって活躍する。

ユアネスでは作詞作曲編曲までのほぼ全ての制作を担当し
2020年 声優 坂本真綾 への初の楽曲提供曲「躍動」が
「Fate/Grand Order」第2部後期主題歌に抜擢される。

2020年以降よりバンド内の制作活動だけではなく
作家として楽曲提供も開始。

2023年 坂本真綾 11th Album「記憶の図書館」
収録曲「体温」作曲:編曲
2023年 常闇トワ 1st Album「Aster」
収録曲「Present Day」作詞:作曲:編曲

直木賞作家・今村翔吾さんからのメッセージ

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突き詰めれば、人は飯を食らい、眠りさえすれば生きていけるはずだ。それなのに何故、人は本を読むのか。そこに日常にはない風景に出逢えるから。いや、その時に出逢っているのは、自身さえ知り得なかった新たな自分なのかもしれない。
そのような文学への入口は多くて良い。様々であってよいと思う。一場面を描いた絵画からでも、作品を想って紡がれた曲からでも、そして、舞台演劇という表現方法からでも。
この舞台を見終えた時、文学に興味を持つ方も多いかもしれない。また一冊の本を読み終えた時のように、未だ見ぬ自分に出逢えるかもしれない。

今村翔吾

 

(Profile)

1984年京都府生まれ。滋賀県在住。
ダンスインストラクター、作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て作家デビュー。
「童神」で第10回角川春樹小説賞を受賞。(「童神」は『童の神』と改題/角川春樹事務所)。
第160回直木賞候補(2018年下半期)にもなった。
2020年『八本目の槍』(新潮社)で第41回吉川英治文学新人賞、第8回野村胡堂文学賞受賞。
『じんかん』(講談社)で第163回直木賞候補、第11回山田風太郎賞 受賞。
2021年 『羽州ぼろ鳶組シリーズ』(祥伝社)で第6回吉川英治文庫賞受賞。
2022年『塞王の楯』(集英社)で第166回直木三十五賞受賞。
また、講演・テレビなどに出演するほか、2021年11月には大阪府箕面市にある書店を事業承継し『きのしたブックセンター』の書店経営を行う。2023年12月にはJR九州佐賀駅内に新たに新規で書店を出店。店名は「佐賀之書店」(サガノショテン)という。
また、これまでのお礼を伝えるため「今村翔吾のまつり旅」と称し2022年5月より4カ月間かけ全国の書店や学校を行脚した。
TBS報道番組(JNN系列)『Nスタ』、ABC朝日放送『newsおかえり』レギュラーコメンテーター、出演中。
また、初の冠番組『今村翔吾×山崎怜奈の言って聞かせて』(ABCラジオ)がスタート