【役者紹介その22】チームドグラ◎呉一郎役/タローさん
役者紹介22人目!!!
今回紹介するのは、
チームドグラで呉一郎を演じる
「タロー」さん!
◆今回の意気込みを教えてください!
今回のキャンディプロジェクトは不思議の国のアリスとドグラマグラのとり合わせですが、僕はドグラマグラ側の呉一郎役です。(チーム名が「ドグラ」と「マグラ」で紛らわしいですね。僕はドグラチームです) キャンプロだと人数少ない側パートに割り振られることの多いわたしです。
おそらく作中もっとも、このお芝居における「不思議」
そしてそして、原作を読んだ皆様には「おお原作だとあんな雰囲気の呉一郎なのに、この舞台だとこうなるんだ」と思ってもらえるような役作りにすべく試行錯誤しているので、期待していただけましたら。
(ところで原作ちゃんと読み通した皆さん。あなたはすごい! 読むと精神に異常を来すと言われてる原作ですけど、
◆作品について感じることは?
本作は、キャンディ江口ってやつの一貫したテーマが今回も作中を貫いてい ます。何度出演しても一筋縄ではいかないんですが、華々しく賑やかなワンダーランドの裏側を支えられるよう試行錯誤してしてます。ここが並び立っての作品なのでどちらにも注目してもらうのが楽しんでいただくポイントかなと思います。
◆最近ハマっていること
劇中で歌いも踊りも戦いもしないので、稽古場で勝手に歌ったり踊ったりすること。流石に戦いに参加するのは無理だけど!
◆不思議の国に行ったら何をしたい?
体がデカくなったり小さくなったりするキノコを食べたいですね。
◆最後にメッセージ!
まだまだ大変なこの時期に、「演劇」というジャンル、私たちの団体、そして私自身に、興味を寄せていただいていることそのものに深く感謝します。
出来る限りのクオリティの作品を作り上げるのと同時に、出来る限りの安全と安心を担保すべく団体全体で取り組んでいます。
もし、もし劇場であなたとお会いできましたら、精一杯の「呉一郎」でお迎えいたします。どうぞよろしく。感謝を込めて。
(※本人へのアンケートのもと作成)
演出の「キャンディ江口」さんとは古くからの付き合いでもある「タロー」さん。”確かな技術”と”演出との信頼関係”のもと芝居を作り込む姿が印象的です。非常に頭の回転が速く、演出から言われたことを瞬時に理解し表現に落とし込みながらも、彼は舞台上で無難な表現のチョイスはしません。最適な表現を追求する貪欲さがあるので、常に新鮮な気持ちで芝居を見ることができます。今回演じるのは、現実世界のリアルを担う平凡な夫婦の夫「呉一郎」。ぜひ注目して見てください。
(制作・撮影:tio)
2020年8月4日