【役者紹介その25】チームマグラ◎呉一郎役/石垣直さん
役者紹介25人目!
チームマグラで呉一郎を演じる
「石垣直」さん!
◆今回の意気込みを教えてください!
一郎という男は、真面目で正しくあろうとする一方、裏側に狡い面を持っていて、今回の作品の中では一番人間臭い役柄だと思っています。正義と悪のはざまで揺れ動く一郎の心の機微を丁寧に拾い上げ、表現できるよう頑張ります。
◆作品について感じることは?
今回のCOVID19禍では「自粛警察」なる言葉も生まれ、今まで目を背けてきた人間の醜い部分が、浮き彫りとなりました。
正義という言葉が、自分の過ちを正当化する便利アイテムとして使われがちな現代において、今回のお話は図らずしも今の世相を反映した作品になっているのでは、と思います。
正義という言葉が、自分の過ちを正当化する便利アイテムとして使われがちな現代において、今回のお話は図らずしも今の世相を反映した作品になっているのでは、と思います。
◆ 最近ハマっていること
齢42にしてギターを始めました。
煮詰まっているとき、適当にジャーンとかき鳴らすと気持ちが晴れやかになります。自分の腕の中から音楽が現れるのは楽しいものです。
あと、自分のプロジェクトを立ち上げる準備として、久しぶりに脚本を書いています。書きあがるころにはCOVID19が収束してるといいなぁ。
煮詰まっているとき、適当にジャーンとかき鳴らすと気持ちが晴れやかになります。自分の腕の中から音楽が現れるのは楽しいものです。
あと、自分のプロジェクトを立ち上げる準備として、久しぶりに脚本を書いています。書きあがるころにはCOVID19が収束してるといいなぁ。
◆不思議の国に行ったら何をしたい?
不思議の国に行ってみたいという願望はないですね。
演劇をやっていると、普段から不思議の国の住人に囲まれているようなものなので。若いころなら”イカレ帽子屋のパーティでオール!”だったと思いますが、今は“芋虫と一緒に得体のしれない煙を吸いながらほっこりタイム“ですかね。
演劇をやっていると、普段から不思議の国の住人に囲まれているようなものなので。若いころなら”イカレ帽子屋のパーティでオール!”だったと思いますが、今は“芋虫と一緒に得体のしれない煙を吸いながらほっこりタイム“ですかね。
◆最後にメッセージ!
笑って、ノれて、感動して、そして考えさせられる。
そんなエンターテイメント作品です。ぜひ、劇場に足をお運びください。
(※本人へのアンケートのもと作成)
「石垣直」さんの芝居から滲み出る人間臭さ。本人も呉一郎という役は人間臭いと評していましたが、その部分の表現のバランスが絶妙で、「こういう優柔不断な夫いるよね…憎めないけど」と思わせてくれます。今作品の現実世界シーンを担う存在として、見ている方に親近感を与えるでしょう!
(制作・撮影:tio)
2020年8月5日