出演者紹介2 井上泰一朗

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「交響劇 河童×コッペリア」に出演していただく役者の皆さんは、座組の中でどう見られているのか!?
他己紹介形式でお送りする「出演者紹介」。第二回は、井上泰一朗さんをご紹介します!
今回の紹介文は、矢崎和哉さんによるものです。

 

【お名前】
井上 泰一朗(時代絵巻AsH)

【今回の役】
マッグ:河童の国の、深遠な哲学者。

【紹介文】
通称、タイチくん。
雰囲気はどこかふわふわしてると思う。
しかしながら、お芝居の芯はしっかりとした基礎で免震構造が施されてるくらいに揺るがない…(?)
食べることが好きだそうで、帰り道が同じメンバーとご飯を食べに行くこともあるとかないとか。
とっても好い人です。
今回の役にもとても合ってると思う。

マッグは、超人倶楽部という芸術を生業とする飲み友メンバーの一人。トック、マッグ、クラバックはいつも一緒にいる。
哲学者としていくつかのベストセラーを世に出している。
気性は温厚でどこか物憂げな部分もある。

【好きな台詞】
「お前は最低のカエル野郎だ」
温厚な性格なはずなのにこんな台詞を言う瞬間とは。紹介してる私は好きですよ。
(※編注:「カエル野郎」は、河童の国で最もタブーとされる罵倒語)

【演出・キャンディ江口から一言】
たいち君と最初に出会ったのは、彼の所属劇団「時代絵巻AsH」さんのお芝居に江口が客演した時です。もう二年も前になりますか。
いつもニコニコしながら、でも細やかな気遣いのできる彼のことを当初は気のいい常人だと思っていました。ところが、色々と話をするうちに、彼の中に同居する「真摯さ」と「闇」が見えてきました。この魅惑的で対照的な二物を同時に抱えられるというのは、狂気的でありながらも役者としてこんな素敵なことはありません。彼のポテンシャルは、沼のように深い。
今回は、醜い見た目ながら、温厚で深遠な哲学者の役に挑戦していただいています。優しさと狂気に満ちた彼の芝居を楽しみにしています。

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