「星の王子とうたかたの日々」映像配信決定!

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キャンディプロジェクト第十二回舞台公演「星の王子とうたかたの日々」につきまして、映像配信が決定しました

舞台演劇の醍醐味は生での観劇だとは思いますが、このような情勢の中、劇場へお越しいただけない方に向けての取り組みとなります。

よろしければ、下記リンクより詳細をご確認ください!

 

【チケット販売開始日時】
7/1(金)22:00~

【チケット購入ページ】

★A 星組・動画配信は「こちら」より

★B 薔薇組・動画配信は「こちら」より

【配信・チケット販売媒体】
ツイキャスプレミア
※映像配信チケットご購入には、アカウントを作っていただく必要があります。
※チケット購入の方法は、ツイキャスヘルプ「こちら」をご確認ください。

【配信チケット価格】
 2,500円

【動画公開日】
(A 星組)7/14(木)19時予定
(B 薔薇組)7/15(金)19時予定
※公開後2週間はアーカイブが残り、チケット購入者は何度でもご視聴いただけます(この時間にご視聴できなくても、後からアーカイブをご覧頂けます)。

【出演者扱いチケット】
出演者扱いチケットにしたい場合は、購入の際、コメント欄に「出演者のお名前をお一人」お書きください。
チケット代の一部が、出演者に還元されます。

【2022年6月公演】お客様へのお願いと感染症対策について

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キャンディプロジェクト第十二回舞台公演「星の王子と うたかたの日々」の上演が間近に迫って参りました。

感染症対策につきまして、各所のガイドラインに従い対応しております。

観劇にいらっしゃるお客様につきましても、いくつかお願いしたいことがあり、下記についてご覧いただけますと幸いです。

 

【お客様へのお願い】

・劇場内ではマスク着用をお願い致します。

・上演中は、常時換気を行っております。また、舞台とお客様の間には2メートル以上の間隔をあけ、ステージ終了ごとに舞台・客席の消毒を行います。

・熱中症対策としまして、館内で水分補給をしていただいて問題ございません(こぼさないようにキャップ付きの飲み物でお願いします)。お食事はご遠慮ください。

・受付での密を避けるため、お時間には余裕をもってお越しいただけますと幸いです。

・ご入場の際、非接触型体温計で検温させていただきます。37.5度以上の熱のある方、咳などの症状の見られる方は、大変心苦しいですがご入場をお断りさせていただきます。熱い中をお越しいただきますので、熱のあった場合は少しお休みいただいてから再度検温させていただきます。くれぐれもご無理をせず、ご自身の体調を考慮したうえでご来場ください。

・ご入場の際は、手指の消毒、消毒マットで靴裏の消毒をしてから、ご入場いただきます。

・終演後に役者面会・物販などは行いません。ご退館は、係員の誘導にて順次ご案内させていただきます。

 

【差し入れについて】

受付にて、差し入れBOXを設置いたします。
カードにどのキャスト宛か、と、お客様のお名前をご記入いただき、貼り付けていただいたものをお預かり、消毒後キャストの皆さんへお渡しします。

※面会はない為、キャストが直接受け取ることはできません。

★受け取りNGなもの
・手作りの食べ物、飲み物
・ケーキやシュークリームなどの生もの
・要冷蔵、冷凍のもの

スタンド花はシアターグリーン指定の業者のみ受け取り可能です。
下記より、お客様ご自身でのお手続きをお願いいたします。

https://theater-flower.shop-pro.jp/

 

【感染症対策について】

上記に加えまして、各ステージ間の客席・舞台面の消毒の徹底、上演中を含めた館内換気の徹底、劇場を出入りする方全員(出演者・スタッフ・お客様)のお名前とご連絡先の把握(行政より提出を求められた際に使用)、上演中以外のマスク着用の徹底、出演者の体調についてのヒアリング徹底(小屋入り前後二週間について検温報告の徹底)など、小劇場協議会をはじめ、各所のガイドラインに準じた対策を施しております。
コロナ禍の中で舞台公演をどのように運営していくか悩ましい部分もありますが、対策の内容について詳らかにご報告するとともに、常に関連情報の収集を怠らず、お客様と座組の皆さまの安全を第一に考え、意思決定して参ります。

第十二回舞台公演「星の王子と うたかたの日々」2022/6/29~7/3

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キャンディプロジェクト第十二回舞台公演

星の王子と うたかたの日々

翻案・脚本・演出:キャンディ江口
原作:サン=テグジュペリ『星の王子さま』/ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』

※新型コロナウイルス陽性者が出たため、7/1以降の全ステージが中止となりました。
ご予約いただいていたお客様、大変申し訳ございませんでした。
また、6/29・30のステージをご観劇のお客様にご不安を抱かせ、大変申し訳ございません。
詳細は「こちら」をご覧ください。

 

※公演中止に至る経緯と現状についてまとめました。
こちら」をご覧ください。

 

【チケット販売】5/16(月)~販売開始
※ページ中段に、予約フォームがございます※

 

感染症対策とお客様へのお願いは「こちら」をご覧ください。

映像配信については「こちら」をご覧ください。

 

 

【あらすじ】
小さな星で、王子薔薇の少女と暮らしている。
二人きりの生活。繰り返される日々。
ある日、二人は喧嘩をした。
へそを曲げる王子に、薔薇は問う。
王子は本物のレンアイを知っているのか、と。

幼き衝動のままに星を飛び出した王子は、ワームホールをくぐり抜け、美しい青年の家へとたどりつく。
彼と友人たちのきらきら眩しい恋愛模様を目の当たりにし、王子は思った。

――この人たちと一緒にいれば、きっと本物のレンアイが分かるはずだ。

そして、季節は廻る。
のように生まれては消えゆく日々が見せるのは、甘さと苦さと儚さだった。

 

【公演日時】
2022年
6/29(水)B19:00~
6/30(木)B15:30~A19:00~
7/ 1(金)A15:30~B19:00~
7/ 2(土)A12:00~B15:30~A19:00~
7/ 3(日)B12:00~A15:30~

※【A・星組】【B・薔薇組】によるダブルキャスト公演になります。
※開場は開演の30分前から。
※全席自由席。
※必ずマスクを着用してご来場ください。
※その他、感染症対策の詳細は改めて公開いたします。

 

【劇場】
池袋シアターグリーン BOX in BOX THEATER
※JR池袋駅より徒歩7分 [アクセス]

 

【チケット】
前売/当日 4,000円

 

【チケット販売窓口】
5/16(月)~チケット販売開始
ご予約は「こちら」から。カルテットオンラインのチケット予約フォームに繋がります。

 

【キャンディプロジェクトとは】
キャンディプロジェクトは「ブンガク×オンガク」をテーマに舞台作品を発表しています。
「言葉にし得ない何か」を、言葉によって表現しようとした「文学」、言葉以外で表現しようとした「音楽」。
その二つを掛け合わせることによって立体的に見えてくる「人間」を描きたい。
主宰キャンディ江口を中心に、そのような挑戦を続けています。

 

【出演者】
《A・星組》
安藤悠馬
いろは
小椋かえ
花奏和音
JIN
鷹箸直幸(広域指定演劇団総武会)
橘 栞可
竜木みちる(かえりたいproject.)
タロー(ニガムシカミツブス)
寺嶋信也
仲居凜
丹生良彬
汀(チリアクターズ)
山田愛莉(劇団みつどもえ)

《B・薔薇組》
安藤紫緒
岩崎真美(スターダス・21カンパニー)
内野友満
大塚紘子
Seina
大休寺一磨(劇団昴)
田邊洋介
生田目紗希(プロダクション・エース)
のい
フー
福尾健人
伏見翔
まついゆか
松山セイウチ(MNN)

 

歌:えぐちゆきこ

 

【スタッフ】
総演出:キャンディ江口
演出:大田雄史(芝熊)、加藤将隆、tio
舞台美術・監督:渡辺純平(JAS)
照明:南条真沙代
音響:鷹取滉平
振付:蜂谷佳純(team.ごせんぷ)
衣裳:平石愛(team.ごせんぷ)
小道具:秋林彩(Nichecraft)、仲居凜、内野友満
宣伝美術:佐藤莉子
制作:蜂谷佳純(team.ごせんぷ)

【2022年6月公演 出演者募集】最終追加募集(3/31〆切)

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下記の公演について、出演者を追加募集します。
今回の募集で最終になります。〆切は3/31です。

要項をご覧になった上で、応募やご質問などは最下部にあるメールよりお送りください。

 

●公演概要●

キャンディプロジェクト第十二回舞台公演
「星の王子と うたかたの日々(仮題)」

原作:サン=テグジュペリ『星の王子さま』/ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』
翻案・脚本・演出:キャンディ江口
助演出:大田雄史(芝熊)ほか
主催:キャンディプロジェクト

 

【本作概要】
近代文学翻案シリーズの第六弾となります。
1940年代に発表された二つのフランス文学を下敷きに、「恋愛」をテーマとした群像劇を立ち上げます。
『うたかたの日々』は、早熟の鬼才、ボリス・ヴィアンによって書かれた幻想的な世界観が魅力の恋愛文学で、日本での人気も高い作品です。岡崎京子による漫画化、ミシェル・ゴンドリーによる映画化など、ジャンルをまたいで多くのアーティストに愛されてきました。
『星の王子さま』は、サン=テグジュペリによる説明不要の世界的人気作です。児童文学にも通ずる普遍性を抱えた本作ですが、子供の目を通して世界の本質を焙り出そうという試みにより、諧謔に富み、「愛」や「生きること」への探求がテーマに据えられています。
この二作品をマッシュアップすることにより、多様な「愛」の形を群像劇として描きながら、その本質を追求しようと企図しています。

本作は『うたかたの日々』のストーリーラインをベースに、その世界に星の王子が迷い込むという構造をとります。仲の良い薔薇の少女と喧嘩をしてしまい星を飛び出した王子は、「本当の愛を見つける」まで帰ることができません。登場人物たちの恋愛模様を王子が観察する中で物語は進行していきます。
『うたかたの日々』は悲恋としての結末を迎えますが、そこに『星の王子さま』のエッセンスを加えることにより、一抹の希望を輝かせたいと考えています。
ヴィアンはトランペット奏者としても活躍しましたが、本作でも音楽は物語に根差し、文学でありながら美しい音に溢れています。「ブンガク×オンガク」を掲げ、生演奏や歌唱を核に据えてきたキャンディプロジェクトとも相性がよい作品であります。

前作『不思議の国のドグラマグラ』では、エンターテイメンティックに幻想的な世界を立ち上がらせ、生々しく残酷な現実と対比させることにより、「悪」とは何かを探求しました。
ドラマチックたることに留意し、「文学をエンターテイメンティック」にとの意志で物語を紡ぎました。
本作でも、その志を同じに、「恋愛」という極めて身近でポップなテーマを、文学的にエンターテイメンティックに掘り下げていきたいと考えています。

 

【日程】
2022年6月29日(水)~7月3日(日) 計10ステージ(最終調整中)
※ダブルキャスト公演のため、各チーム5ステージずつ
※6/27(月)~小屋入り、6/28(火)以降は基本的に全員参加

 

【劇場】
シアターグリーンBOX in BOX THEATER

 

【チケット】
前売・当日/4,000円

 

【稽古】
2022年4/9顔合わせ、4月下旬より稽古開始
平日夜・週2回(18~22時をベースに3~4時間程度)+土日・週1回(4~6時間程度)
北区公共施設(主にココキタ)、豊島区公共施設、練馬区公共施設などにて
※必要に応じて抜き稽古を行う可能性があります
※すべての稽古に参加できなくても大丈夫ですが、一定数の稽古に参加できる状態かご確認ください

 

【ノルマ・バック】
チケットノルマ:23枚
チケットバック:1枚目~500円/枚、21枚目~1,000円/枚、31枚目~1,500円/枚、41枚目~2,000円/枚

※経歴に応じて条件のご相談を承ります。

 

【キャンディプロジェクトとは】
主宰キャンディ江口が、2009年に立ち上げたプロデュースユニットです。
同志社大学 演劇集団Qの座長を経て、出版社に就職。その傍ら社会人劇団として本ユニットを立ち上げました。2015年に出版社を退職。現在は作家、演出、俳優を本業として活動しています。
詳しくは「こちら」をご覧下さい。

近年は「ブンガク×オンガク」をテーマに、近代文学作品をエンターテイメンティックに翻案し、生演奏を交えながら上演するという試みを続け、シアターグリーンを中心に年に1、2回の公演を主催しています。
過去には、専門誌に記事を書いていただいたり(「日本とユーラシア」2017年4月15日刊・第1479号)、ジュンク堂書店池袋店の文庫フロアでコラボフェアを開催していただく(2018年『交響劇 河童×コッペリア』)など、広く繋がりを求めながら活動してきました。

 

【募集要項】
年齢・性別・国籍・前科等、問いません。今までの経歴も問いません。
ご本人のやる気、本作との相性、劇団と出演者の相性について、ワークショップオーディションの場で相互に確認させていただきたいと考えております。誰でもよいという訳では当然ありませんが、多くの方とお会いしたいと考えています。
事務所や劇団に所属の方は、所属元の許可を得たうえでご参加ください。

 

【応募の仕方】

下記より、メールをお送りください。
新型コロナウイルス対策として、今回ワークショップオーディション等は行いません。
リモートにてオーディションさせていただきます。

〆切は2022年3月31日までとなります。

応募は無料で誰でも可能です。お待ちしております。

 

(応募・問い合わせ先)

hoi.candyproject@gmail.com

応募はこちらのメールにてお願いします。問い合わせもお気軽にどうぞ。

[ひな形]
タイトル:6月公演応募

本文:
《要件》(応募 or 問い合わせ)
※問い合わせの場合は、お名前等は未記入でも構いません。
《お名前》(例:山田太郎)※芸名でも構いません。
《年齢》(例:24歳)
《性別》(例:男 ※ご自身の自認される書き方で構いません)
《所属》(所属事務所や劇団のある場合はお書きください)
《主な出演歴》(舞台や映像など、役者としての主な出演歴をお書きください。なくても構いません)
《問い合わせ》(ご質問等がございましたらお願いします。やり取りのなかで疑問や不安が発生しましたら、些細なことでもお問い合わせ下さい。お互いにクリアな状態で作品づくりをしたいと考えています)

役者が「表現プランを言語化」するためのワークショップ 11月開催

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【はじめに】

キャンディプロジェクトでは「演出家と役者は対等である」という信念に基づいて、演出家の指示を役者がそのまま体現することに価値を見出していません。

台本を解釈し、演技プランを練り、舞台の上に人間を立ち上がらせるのは役者の仕事だと考えています。

演出家の指定した演技プランをなぞるだけの作業に、クリエイティビティはあるのでしょうか?

多くの表現者の創造力が集ってこそ、チームプレーの産物として良い作品が完成すると思っています。

 

さて、多くの役者さんは、台本をよく読み、色々なことを考え、稽古に臨んでおられます。

しかし、考えてきたこと・やりたいこと(表現プラン)を、稽古場でうまく言語化できる方は意外に多くありません。

言語化するのは苦手だから、私は演技でそれを表現します!」と意気込んでも、「やりたいことを上手く演技に昇華しきれず、それが演出家や共演者に伝わらず、結局ぜんぜん違う演技プランを付けられる」という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は、台本を使ってのワークを通し、ディスカッションを重ねながら「自分のしようとしていること・やりたいことを言語化するトレーニング」を行いたいと思います。

 

【日時】
①11/3(水祝)  13:00~18:00
②11/11(木) 18:00~21:00
③11/18(木) 18:00~21:00
④11/23(火祝) 17:00~21:00

※全四回。連続したワークですが、都合のあう回のみの参加で構いません。

【場所】
東京都北区文化芸術活動拠点ココキタ
http://kitabunka.or.jp/cocokita/

【参加費】
1回:1,000円

※参加した回数のみ。

【参加演出家】
キャンディ江口:キャンディプロジェクト主宰
大田雄史:芝熊(shiba-kuma)主宰。第23回日本劇作家協会新人賞受賞。

【参加申し込み】
下記アドレスにメールをお送りください。
hoi.candyproject@gmail.com

(以下のひな形をお使いください)
件名:ワークショップ参加希望
本文:
お名前(芸名でも構いません)
参加予定日(全四回の内、いずれに参加予定か)
備考(ご質問などありましたらお書き添えください)

 

【プログラム】

●STEP1 解釈

台本を解釈し、シーンを解釈し、人物を解釈し、台詞を解釈しなければ、表現することはできません。

解釈には様々なメソッドが存在しますが、今回のワークショップでは解釈の方法に拘らず、ひとまず台本を読んで考えてきたことをもとに実演していただきます。

やり方がよく分からない場合は「私はこう思って、こう演じてみました」というくらいの認識で大丈夫ですので、まずはシーンについて考えてみてください。

 

●STEP2 言語化・ギャップの発見

実演を経て、「この部分はどういう解釈で演じたのか」などといったディスカッションをします。

ディスカッションによって、「自分のやろうと思っていたこと」は、「観劇者に伝わっている部分と伝わっていない部分」があると見えてくるはずです。

自らを客観視することは難しいため、俳優部・演出部のコミュニケーションによってギャップを焙り出し、解消していくことが現場では求められます。

このギャップの発見こそが、言語化が必要な最大の理由です。

俳優「(演出家のオーダーを)やっているつもりなのですが」演出家「つもりじゃダメだ」、なんていう会話を多くの現場で見てきました。

これは、俳優の怠惰が原因ではなく、演出家と俳優の間でコミュニケーションがうまくとれていないというケースがほとんだと思います。

コミュニケーションを円滑に取るためには、俳優部・演出部が各々の考えを適切に言語化する必要があります。

自分にしか分からない言葉でのみ語る者同士が集まると、意思疎通に莫大な時間がかかってしまい、多くの現場ではそれを埋めるだけの時間的余裕がありません。

 

●STEP3 ギャップの解消・フィードバック

当然、十人いれば十色の解釈が生まれるはずです。

それらは相乗効果を生む一方で、共演者でやりたいことがバッティングしてうまくいかないこともあるでしょう。

自らの言葉を言語化するのと同じくらい、相手の言葉を理解するのは大切なことです。

演出部による交通整理も経ながら、その場にいるメンバーで創り出す最適解を見つけなければなりません。

つまりは、自らのプランを柔軟に変更していくことが必要になります。

共演者や演出部の考えに触れ、その場で柔軟に芝居を変えられる能力を「演技の反射速度」と呼んでいます。

演技の反射速度を上げるために、その前段階として自らの考えを言語化する能力が各々に求められているというわけです。

 

●まとめ

STEP1で、解釈によって創造的なプランを練り

STEP2で、その言語化によってコミュニケーションをとり

STEP3で、その結果として自らの演技にフィードバックする

というサイクルを体験することを、このワークショップの目標にしています。

「熱海殺人事件 水野朋子物語」無事に終演!

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キャンディプロジェクト第十一回舞台公演「熱海殺人事件 水野朋子物語」無事に終演しました。

ご来場くださった皆さま、出演者・スタッフの皆さま、激励の言葉をくださった皆さま、すべての連なる皆さまに感謝いたします。

いまだ演劇界にとっても厳しい時世が続いておりますが、お客様のご来場を持ちまして千秋楽を迎えることができました。誠にありがとうございます。ただひたすらに感謝です。

現時点で、座組の中から体調不良者は出ておりません。二週間は体調チェックを続けて参ります。

※2021年7月5日追記
座組の皆さんの健康チェックを続けて参りましたが、新型コロナウイルス感染が疑われる方は出ませんでした。

 

今後のキャンディプロジェクトの活動については、こちらのHPや「公式Twitter」で情報発信していきます。

よろしければ、フォローをお願い致します。

 

コロナ禍の中、演劇が果たせる役割について考えながら、今後も精進してまいります。

今後ともごひいきにしていただけますと幸いです。

 

「不思議の国のドグラマグラ」オンライン物販

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2020年8月10日に千秋楽を迎えた、キャンディプロジェクト第十回舞台公演「不思議の国のドグラマグラ」の関連グッズを、オンラインサイトBOOTHにて販売しております!

キャンディプロジェクトのショップは「こちら」よりアクセス下さい。

 

★販売物★

「不思議の国のドグラマグラ」戯曲・文庫本 1,500円

ゲネプロ写真〈各役者セット〉3枚 500円

ゲネプロ写真〈ベストショット集〉20枚 1,500円

オリジナル曲・サウンドトラック ※現在制作中

 

★ブーストについて★

BOOTHでは、「ブースト」といって定価以上で商品を購入することができます

本公演は、感染症対策にコストがかかり、座席も40%程度に減数しての上演だったため、正直なところ興行的には大変厳しくありました。

クラウドファンディングなどは行っておりませんので、もしキャンディプロジェクトの活動にご支援を賜れるようでしたら、「ブースト」にてご購入いただけますと幸いです。今後の活動費とさせていただきます。

また、「ゲネプロ写真〈各役者セット〉」につきましては役者への還元も行います。特にブースト分につきましては、40%が役者に還元されますので、役者個人の応援にもご利用ください。

【役者紹介その26】チームマグラ◎らびさん役/御法川わちこさん

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役者紹介26人目!

記念すべきラストを飾るのは…
チームマグラらびさんを演じる

「御法川わちこ」さん!


(慌てて入ってくる御法川さん)
御法川さん(以下敬称略)  す、すみません遅くなりました。電車が遅れてて。本日はよろしくお願いします。

大丈夫です。お掛けください。

御法川 ありがとうございます。(座る)

では、時間もないので早速よろしくお願いします。気軽にお答えくださいね。

御法川 はい、よろしくお願いします!

まず、今回の役名と意気込みから教えていただけますか。

御法川 私は「白うさぎのらび」を演じます! 今回、キャンディプロジェクトさんには初めて関わらせていただくので、正直まだドキドキしています。皆さんとても素敵な方ばかりなので、私が足を引っ張っちゃいけないと思いつつ、今は素直に不思議の国で過ごす時間をを楽しめたらいいな〜と思ってます。

今回、殺陣とダンスもあると聞きました。

御法川 そうなんです! 盛り沢山で! こんなに身体を動かす舞台は初めてかもしれない。私は昔から運動は苦手なほうで、大丈夫かな……と不安に思っていたんです。でも、先日殺陣の振付を担当する劇団員の秋野と、ダンスの振付師の蜂谷さんとお話していて、殺陣もダンスも、お芝居としてきちんと必要だから起こる衝動なのだな、と感じました。無駄にせずにやりきりたいです。

そうなんですね。御法川さんは、このような情勢の中、演劇をやるという選択をとられた覚悟みたいなものはあるんでしょうか。

御法川 うーん……。(考えて) ……私は世界がどんなふうになっても、演劇をやるという選択をし続けたいな、と思っていて。もちろん、それを見てくださっている方を蔑ろにすることは絶対にあってはならないし、危険に晒すこともいけないと思います。けれど、どのような形であれ、演劇をやる、という選択をとり続けた人達がいたから、今私が演劇をやれていると思うんですね。運動を起こすってそういうことだと感じます。大袈裟かもしれませんが、昔、革命の為、と、戦った人々と変わらない気持ちでいます。主宰のキャンディ江口さんも仰っていましたが、演劇の灯火を消さないためにも、今自分にできる目の前のことに精一杯取り組みたいです。

覚悟があるんですね。

御法川 はい。稽古は大変ですが……(笑)気もちだけにならないためにも、まずは健康には細心の注意を払って、本番を迎えようと思っています!

ありがとうございます。では、作品について感じることを伺いたいのですが、ネタバレのないようにだけお願いします。

御法川 分かりました。ドグラ・マグラのトム・ホランドって呼ばれないように(笑)

(笑)

御法川 まずは、もう、最初に見た時からこの「不思議の国のアリス」と「ドグラ・マグラ」の並びには心からワクワクしました! どちらも有名な作品で、いったいどんな化学反応が起こるのだろう? と素直に思いましたね。
実際に台本を手に取ってみると、思ってもみない方向に話が進んでいくんです。「悪魔」とはなんなのか? 「罪」とはなんなのか? と、推理を楽しめる要素もあって。
らびさんは有栖と一緒に冒険をすることになるので、1番間近でそれを目撃することになるんですね。そういう一瞬一瞬を、ビビットに感じていきたいと思います。毎稽古ごとに新しい発見があるんですよね。特に私のグループのBチーム(マグラチーム)は、その時々によってお芝居が全く違うんです。ほんとに笑いを我慢するのが大変で。 (思い出し笑いをする御法川さん) とにかく、面白いものに仕上がりそうです!

ありがとうございます。本番が楽しみです!
では次に、最近はハマっていることを教えていただけますか。

御法川 飲酒です。

え?

御法川 飲酒です。

ありがとうございます。
では、次の質問にまいります。
御法川さんは、不思議の国に行ったら何をしたいですか?

御法川 えー! なんだろう。この舞台のってことですか? それとも、原作の方ですか?

どちらでも結構ですよ。

御法川 うーん。たぶん、私なら、いかれ帽子屋のパーティーに行って、死ぬほど飲み明かすんじゃないですかね。

ほんとうにお酒がお好きなんですね。

御法川 はい。酔っ払って暴れても、不思議の国なら許されそうですしね。(笑)

お身体はご自愛くださいね。それでは、次で最後です。

御法川 早い! あっという間だ。

ほんとうですね。では、この作品をご覧になる皆様にメッセージをお願いします。

御法川 このような状況なので、御来場を躊躇われた方や、配信で…という方もいらっしゃると思います。そのような劇場に心を寄せるみなさまの気もちを裏切ることのないようにと、たくさんの人々が誠実に今回の舞台に向き合って、熱心に作品作りをしています。きっと久しぶりの観劇になる方もいらっしゃると思うんです。その期待にお応えすべく、覚悟をもってやりきりたいです。

私自身、演劇に命を救われてきた人間なんです。この世界の片隅で震えている人が、全力で命をかけている私たちを目撃した時、少しでも孤独じゃないんだって感じられたら幸せです。今だからこそ、尚更そう強く感じています。

とにかく無事初日をむかえたいですね。みなさまを不思議の国にご招待できますように。あらゆる事に気をつけながら、ひたむきに頑張ります。お楽しみに!

残り稽古期間も頑張ってください。
応援しています!本日はありがとうございました。
御法川わちこさんでした。

(※ブログの内容は、本人への事前アンケートをもとに作成しています。今までとフォーマットが違うということはそういうことです笑)

「御法川わちこ」さんは、舞台上での瞬間瞬間のパッションを大切にする女優さんです。常にその場に適した最高の一手を追求する姿勢があり、全ての歯車が絡み合ったときの爆発力はとてつもないものがあります。彼女はきっと私たちの想像の遥か上をいくような”世界”を魅せてくれる―。見ているだけでワクワク、ゾクゾクするような「御法川わちこ」さんの世界観に魅了されてください。

(制作・撮影:tio)

【役者紹介その25】チームマグラ◎呉一郎役/石垣直さん

ブログ

 

役者紹介25人目!

チームマグラ呉一郎を演じる

「石垣直」さん!


◆今回の意気込みを教えてください!

一郎という男は、真面目で正しくあろうとする一方、裏側に狡い面を持っていて、今回の作品の中では一番人間臭い役柄だと思っています。正義と悪のはざまで揺れ動く一郎の心の機微を丁寧に拾い上げ、表現できるよう頑張ります。

 

◆作品について感じることは?

今回のCOVID19禍では「自粛警察」なる言葉も生まれ、今まで目を背けてきた人間の醜い部分が、浮き彫りとなりました。
正義という言葉が、自分の過ちを正当化する便利アイテムとして使われがちな現代において、今回のお話は図らずしも今の世相を反映した作品になっているのでは、と思います。

最近ハマっていること

齢42にしてギターを始めました。
煮詰まっているとき、適当にジャーンとかき鳴らすと気持ちが晴れやかになります。自分の腕の中から音楽が現れるのは楽しいものです。
あと、自分のプロジェクトを立ち上げる準備として、久しぶりに脚本を書いています。書きあがるころにはCOVID19が収束してるといいなぁ。


◆不思議の国に行ったら何をしたい?

不思議の国に行ってみたいという願望はないですね。
演劇をやっていると、普段から不思議の国の住人に囲まれているようなものなので。若いころならイカレ帽子屋のパーティでオール!だったと思いますが、今は芋虫と一緒に得体のしれない煙を吸いながらほっこりタイムですかね。


◆最後にメッセージ!

笑って、ノれて、感動して、そして考えさせられる。
そんなエンターテイメント作品です。ぜひ、劇場に足をお運びください。
(※本人へのアンケートのもと作成)

「石垣直」さんの芝居から滲み出る人間臭さ。本人も呉一郎という役は人間臭いと評していましたが、その部分の表現のバランスが絶妙で、「こういう優柔不断な夫いるよね憎めないけど」と思わせてくれます。今作品の現実世界シーンを担う存在として、見ている方に親近感を与えるでしょう!

(制作・撮影:tio)

【役者紹介その24】チームマグラ◎トランプの女王役/まついゆかさん

ブログ

 

役者紹介24人目!

次に紹介するのは、
チームマグラトランプの女王を演じる

「まついゆか」さん!


◆今回の意気込みを教えてください!

役名・・女王陛下
権力者・嫌われものの独裁者の象徴のような人物で、物語においてはコメディパートを強めに担っている役柄です。彼女がどうしてこういう人物になったのか、なぜそんな行動をとるのか、セリフから読み取れる彼女の寂しさや不器用さ、初見ではなかなか理解し難い彼女の心をどこまでエンターテイメントで面白おかしく覆い隠し、どう垣間みせるか、
彼女の人生に寄り添い作品の良いスパイスとなれればとおもいます。

◆作品について感じることは?

showのような不思議の国に混じり入り、私たちの周りにも紛れている違和感のある日常。見逃してしまうこと。気づかないふりをしてしまうこと。悪魔はどこにいるのか、「悪魔」とは何なのか。そんな感じの作品です。
素敵なキャラが沢山なので観終わった後、心理テスト的な感覚で誰に共感したか聞いてみたい。

最近ハマっていること

除菌・マスク・手洗いうがい・自粛太り・自粛太り対策。
あ、あとたまに朗読や配信、映画鑑賞。

◆不思議の国に行ったら何をしたい?

小さくなってお茶会のテーブルの上で遊んだり、喋れる鳥と仲良くなってお空を散歩したい。

◆最後にメッセージ!

私たちのこの公演に興味を持ってくださりありがとうございます!

当たり前だと思っていたことが当たり前には来なくなったこのご時世、当日予定通りのメンバーで公演ができ、皆様が劇場にくるということを選択してくださるのは一つの奇跡のようなことだとおもいます。

その奇跡をおこすべく劇場で皆様により安全に安心して楽しんでいただけるよう、恐い思いをさせることなく笑顔でご観劇ご帰宅いただけるよう座組一同努めております。この記事を読んでくださっている皆様にも当日劇場で、その奇跡の瞬を体感・共有していただけますとすごく嬉しいです!

生々しく繊細でハチャメチャで楽しい 不思議でドグラマグラな世界で、あなたとお会いできることを心よりお待ちしております。

(※本人へのアンケートのもと作成)

力強くパワフルな芝居で客席を魅了する「まついゆか」さん。自分自身の魅せ方を熟知し、ストイックに役を作り込む姿勢は役者の。作品全体のクオリティを底上げするだけの力を持った女優さんであり、今作品においても彼女が紡ぎ出す世界観に圧倒されるシーンが多いです。

不思議の国パートではコミカルに、現実世界シーンでは丁寧かつセンシティブに。今作品を見るだけで、様々な「まつい」さんの一面に出会えるでしょう。

(制作・撮影:tio)

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