出演者紹介11 肥沼潤一

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「交響劇 河童×コッペリア」に出演していただく役者の皆さんは、座組の中でどう見られているのか!?
他己紹介形式でお送りする「出演者紹介」。第十一回は、肥沼潤一さんをご紹介します!
今回の紹介文は、井上泰一朗さんによるものです。

 

【お名前】
肥沼潤一(シャーマン)

【今回の役】
吉田:人間。売れないお笑い芸人。アイドル「コッペリア」のファン。

【紹介文】
肥沼潤一さん(お笑いコンビ『シャーマン』のツッコミ)は、
今作では河童の世界に迷い込んだ人間の1人、『吉田』を演じます。
『吉田』は売れないお笑い芸人で、そんな世間に強い不満を持って過ごしています。

曖昧になる夢と現の境目。
苦しい現実と解放された夢幻。
キャンディプロジェクトが描く『河童×コッペリア』のテーマが、最も解りやすく描かれているキャラクター『吉田』。
それを演じる肥沼さんの、キレのある演技を皆さんに見ていただきたいと思います。

【好きな台詞】
そんな『吉田』の強い思いは
「やっぱ河童いいわ」
に集約されていると言ってもいいと思います。

【演出・キャンディ江口から一言】
肥沼さんとの出会いは、キャンディプロジェクト旗揚げ公演の時でした。東京に出てきたばかりで何の人脈もない中、出演者を探すうちに知人から紹介されたのが彼でした。その後、旗揚げよりすべての公演に関わってくれている唯一の人物で、僕が芝居をやっていくうえで最も世話になっている人物であります。今回もプロジェクトマネジャーとして、この公演の屋台骨を支えてくれています。多謝。
彼は、お笑いコンビ「シャーマン」のツッコミとして、主に「コント」というフィールドで戦ってきました。ラーメンズを愛してやまない彼の作る世界は、とてもソリッドで人間の機微をシニカルに捉えたものです。その世界を捉える視点は、彼が役者として舞台に立った時も活かされています。勢いがありながら滋味深い彼の芝居は、オリジナリティ溢れるものです。
今回は、売れないお笑い芸人・吉田に挑戦してもらっています。人間であるからこそ生まれる葛藤を表現すべく(マジメに)稽古に励んでいます。舞台上で繰り出される一発ギャグも乞うご期待。

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